ローカル・ルールとは
最低限知っておきたいゴルフルールとしてローカル・ルールと言うものがあります。
ローカル・ルールとは、ゴルフのルール・ブックに記載されていないもので、ゴルフ場やコンペなどで独自に定めたルールを総称してローカル・ルールと呼んでいます。
それでは、ローカルルールについてかわかりやすく説明したいと思います。
ローカル・ルールの解説
ゴルフのルールは、R&A(英国のゴルフの総本山)で、世界共通のゴルフルールの制定を米国ゴルフ協会(USGA)と共に司っています。
しかし、各ゴルフ場ごとに独自のローカルルールを制定していることが多いです。
ローカル・ルールを大きく分類しますと、ルールブックで認めるローカル・ルールとルールブックで認めないローカル・ルールになります。
ルール・ブックでは付属規則で示す方針と矛盾しないものであれば 、地域的異常な状態に対応するために、ローカル・ルールを作っても良いことになっています。
日本のコースでは、6インチ・プレースや OB、ロストボールの前進2打罰などが、最も一般的な ローカル・ルールとして多く採用されています。
また、コースの状態が悪い時などにボールを動かすことを許す場合がありますが、そのルールの決め方は フェアウェーのみでもスルーザグリーンとしても良いとされています。
コースの状態が良い時には、やはりノータッチプレーがゴルフ本来の姿となります。
そのほかにも、バンカーの中にある石についても一定の大きさ以上のものはローカル・ルールで動かせる障害物として取り除くことが出来るのが一般的のようです。
各ゴルフコンペや競技大会などにもそれぞれのローカル・ルールが制定されます。
競技の進行をスムースに行う目的もありますので、それに従ってゴルフプレーを楽しんでください。
大抵の場合、アマチュアゴルファーにとってローカル・ルールは有利に働くことが多いと思いますので、おおいに活用しましょう。